\甘くないプロテイン紹介/しょっぱい系?スープに味噌汁、カップ麺も?

飽きずに続く 甘くないプロテイン しょっぱい系プロテインスープ

最近、<糖質⚫️><カロリー⚫️Kcal>などの他に、
<プロテイン⚫️g><タンパク質●グラム>といった表記をよく見かけませんか?

いわゆるプロテインブームの中、「タンパク質って大事なんだな、意識して摂らないと」と、粉末プロテインを買ってみたものの、挫折した方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では・・・

◆今はどんなプロテイン製品があるのか
◆甘い系に挫折した人におすすめの「しょっぱい系」や「食事系」
をご紹介します!

目次

プロテインブーム=たんぱく質ブーム

甘くないプロテイン 様々なプロテインバー

昔は「プロテイン」はアスリートのもの、というイメージが強かったのですが、今ではごく普通に一般の方にも受け入れられています。プロテインは「タンパク質」のことです。

つい最近も、この10年でプロテイン関連の売り上げがぐんぐん伸びている、というニュースを見かけました。

確かにドラッグストアで見てみると、バータイプだけでも数十種類。
プライベートブランドも参入して、プロテイン25gやカフェインやアルギニン入りまで、豊富なラインナップでした。

プロテインブームっていつから?

プロテインドリンク
オイコスヨーグルトとバニラ味のドリンク

コンビニで気軽に購入できるプロテインドリンクやヨーグルトなど。
そういえば、いつからこんなにプロテイン製品が豊富になったんだろう?と気になり出して、調べてみました。

きっかけは?

2013年頃に流行した、いわゆる「低糖質ダイエット」がきっかけだったようです。
その後、一過性のダイエットではなくすっかり「糖質制限」として定着した感があり、今ではおやつの分野でもプロテインスナックなどが存在します。

プロテインスナック

血糖値の変化に着目した低糖質ダイエットは、お米・麺類・パン類などの炭水化物量を制限するシンプルな考えと手軽さで広まったようです。「晩ご飯にはお米を食べない」「その代わりに、お肉をたくさん食べる」そんなエピソードをよく聞きました。

このあたりで、
✖️炭水化物はダメ!
◎タンパク質はイイ!

という風潮になったような・・・

サラダチキン

それに伴い普及し、今や完全に市民権を得た商品があります。糖質と脂質が低く、タンパク質が多い「サラダチキン」です。
低糖質ダイエット中の人の強い味方として一気に広がり、今ではサイズや風味、形状など様々に展開されています。

結果にコミットする某ジム通い中の同僚が、デスクでお昼にサラダチキンを3つも食べていたのが印象的でした。

そもそも必要なタンパク質の量ってどれくらい?

ところで。
オイコスヨーグルトの10g、ドリンクの18gはすごい!と思ったものの、自分には何gのタンパク質が必要なのか?
把握していないことに気づいてしまいました。皆さんはご存じですか?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」というデータによると、性別や年齢、身体活動レベル(日常で体をどれくらい動かすか)で変わってくるようです。
確かに、男性と女性や、子供と大人、デスクワークと体を動かす仕事などで違うのは当然ですよね。

正確に知るには、自分はどの区分かな?と調べれば良いのだと思いますが、ちょっと面倒な場合は、一般的に言われる量を(実はこれにも幅があるようです)目安にしてみましょう!

性別一日に必要とされるタンパク質量
男性60グラム
女性50グラム
一般的に必要とされる1日あたりの量(男女別)

ただし、これは単純にお肉やお魚を50グラム食べればよい、ということではないので要注意です。
例えば、お肉は60〜70%が水分だと言われていますので、タンパク質はイメージよりも少ないと思った方が良さそうです。

栄養をしっかり摂れる食事、は理想だけれど・・・

栄養にしっかり配慮した食事を、ゆっくりと味わって食べる。
それが毎日できたらいいですよね。
でも、そんな食事を作ったり食べたりするには、時間や体力、さらには経済的余裕が必要となります。

日々必要な栄養を、食事でしっかり摂ることが難しい。残念ながら、それが現実、という人は少なくありません。
カロリーは摂取できていても、タンパク質やビタミンなどが不足した【新型栄養失調】の人が最近増えている、という説にも納得です。

プロテインといえば甘い味の粉末・・・

甘くないプロテイン

タンパク質=英語でプロテイン。
そしてプロテインといえば、大袋入りの粉末で、チョコやバニラ風味、イチゴ味など甘い系のフレーバーが多く、シェイカーでシャカシャカして、ぐぐっと飲み干す。そんなイメージが多いのではないでしょうか。

甘い味が苦手でした

筆者も数年前、口コミで評判だったバニラ風味のものを購入したことがあります。
大袋だと、挫折した時に残りの処分に困るので個包装のもの(アメリカ製)にしました。

うーん…美味しく…ない…。なんとも言えない苦手な香りと味でした。
3袋で挫折して、友人に引き取ってもらいました。個包装タイプにしてよかったです。

冷たいのが苦手でした

普段から冷たいものを控えており、常温の水や温かい飲み物を飲んでいるので、冷たいプロテインに抵抗がありました。

試してみたのは夏場だったのですが、それでもやはり冷たいものを飲むのが苦手でした。
かといって、常温の水で作ると粉っぽさが際立ってしまい、飲み干すのが大変で、もう諦めることに…

わざわざ作るのが面倒

これは筆者が超ものぐさだからなのですが、必ずシェーカーを使わねばならないことも、心理的なハードルが上がってしまった要因です。

「わざわざ」作って、洗う。しかも、おいしいとは思えないもののために…なので、モチベーションをあげることができませんでした。

挫折した理由をまとめると、以下の通りです。

味が苦手なんとも言えない甘い味や香り、美味しくない
冷たい冷たい飲み物が苦手、常温の水だと一層美味しくない
面倒わざわざシェーカーで作る、洗う、の行動が億劫
筆者がプロテインに挫折した理由3つ

新たな習慣を作るには「組み込む」のがよい

新しい習慣を取り入れる際になるべく挫折しない方法を調べたところ、「○○しながら」とか「いつもの○○の前や後に」など、すでにある行動にくっつけるのが良いとのこと。

確かに「歯磨きしながら、かかとの上げ下ろし」は、しっかり習慣になりましたし、犬の散歩の後、玄関の掃除をするのも、今ではすっかりルーティンになっています。この点から見ても「わざわざシェーカーを振って、苦手な味のプロテインを飲むこと」が続かなかったのは仕方ない、と、自分に言い訳をしています。

プロテインが苦手な人でも飲める「食事系プロテイン」

お椀に開けた豆腐入りプロテイン味噌汁

自分にはプロテイン系は無理っぽいな、そもそも主食や甘いもの炭水化物大好きだからロカボダイエットも無理、と諦めていた筆者。しかし、日本はすごかったのです。

まさかのカップ麺?!

ある日Amazonさんがそっとサジェストしてくれたのが、「カップヌードルPRO」という、まさかすぎる商品です。

身体に悪いなと思いながらも、時々無性に食べたくなるジャンクフード。それを、罪悪感ではなく「タンパク質摂取中」と脳内変換できるとはさすが「完全メシ」の日清食品さんですね!
ご丁寧に、蓋をめくると「どん兵衛PRO」が出たとあり、「甘くないプロテインワールドの広がり」を実感すると共に、もしかして自分にもプロテイン生活ができるかも?と希望が膨らんできました。

いつものカップスープを、プロテインスープに

とはいえ、カップヌードルPROが高タンパクでも、さすがに毎日食べるのは抵抗があります。そこで、無理なく毎日続けられそうな(ここが大事です!)食事系・しょっぱい系プロテインを探してみると、プロテインスープがたくさんヒットしました。自分が知らなかっただけで、プロテインはどんどん進化していたんですね!

甘くないプロテイン コーンスープ

朝のパンと一緒に、あるいは小腹が空いたときに、普段からカップスープを飲んでいたので、全く抵抗なく買えました。「クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ」は、特に粉っぽさもなく、美味しくいただけます。

違いといえば、粒のコーンがなくて本当に液体スープのみ、というところでしょうか。タンパク質量は8グラム。たったこのスープ1杯でそんなに摂れるとは、本当にありがたいです。

朝食にぴったりなプロテインスープ

朝のタンパク質は不足しがちらしいのですが、どうにも朝はあまり食べられない自分には、ソイラテの豆乳くらいしかタンパク質がありませんでした。

でも、スープなら飲めます。とても気軽に、そして無理なく続けられそうなので、他のプロテインスープも気になって調べると、大袋タイプでタンパク質20グラムのもの、タンパク質27グラムな上にコラーゲンも入っているものなどなど、たくさんの商品がありました。味やタンパク質量はもちろん、コスパも含めて試行錯誤していこうと思います。

コーンスープと、ご飯の組み合わせが…

魚と野菜を中心とした和食

さて、朝のプロテインスープ(コーン味)万歳!そんな筆者でしたが、新たな悩みが。
夕食の和食には、コーンスープがちょっと難しかったのです。

これは完全に個人の好みであり、「シチューはお米のおかずになるのか否か」と似たような感覚ですね。
早速プロテイン味噌汁を探すことにしました。

もともと味噌の主原料は大豆です。これだけ甘くないプロテイン商品があるのだから、スープのように目移りするほどと思いきや、意外と少なめでした。最初のチョイスは「コーンスープと同じ」という安心感から、味の素さんのものにしました。

【味の素「たんぱく質がしっかり摂れる味噌汁」豆腐とねぎ】紹介

味の素の味噌汁

ぽそぽそなイメージのお豆腐が、とてもなめらかで驚きました。具がしっかり入っており、溶けやすさも問題なし。個包装の一般的なお味噌汁と変わらず、美味しかったです。

タンパク質は、この1杯で8グラム!先に紹介したスープと同じ量です。
朝昼夕と3食で味の素さんのプロテインスープ&味噌汁を飲むと、それだけで24グラム摂取の計算になるので、女性の一日必要量とされる50gの半分近くが摂取できるのは魅力ですね。ただし、Amazon定期便で割引があっても1食158円、通常注文だと166円とややお高めなのが難点です。(公式サイトよりもAmazonの方が安かったです、筆者調べ)

【HIGH CLEAR プロテインおみそしる 】紹介

コスパ観点から、個包装ではなく大袋で見つけたお味噌汁がこちらです。
入っていた計量用スプーンですり切り1杯、お出汁の香りに期待を膨らませ、お湯を注いで混ぜればダマにならずに完成!

大袋のプロテイン味噌汁

普通のお味噌汁よりも白っぽく見え、飲んでみると、お出汁の香りの割に、ややあっさり目?
具は、刻んだお揚げとネギとシンプルかつ少なめでさみしくなり、途中でわかめなどの乾物を足しました。

タンパク質は1食で4.3グラム。ビタミンやミネラルも入っているとは、ありがたいなあ〜と成分表示をよくよく見ると・・・
アミノ酸が入っていました、残念。
これは、手を抜く時には、避けられないものなのでしょうか…

自分に合うプロテイン味噌汁、MI-SOYを見つけた

低カロリーのMI-SOY

甘くないプロテインに出会って試行錯誤するうちに、自分が何を求めているのかがわかってきました。

  • 毎日続けられるもの
  • コスパも大事
  • 一番フィットするのは大袋入りの味噌汁プロテイン
  • 具は自分で入れるので無しでもいい
  • できれば化学調味料不使用

具材なしでいいから、添加物のないプロテイン味噌汁があればいいなあ。

そして見つけたのが、MI-SOYでした。

MI-SOYの成分

次回はMI-SOY体験記をご紹介します。

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